10月10日開店!本と雑貨 

平和と知恵の象徴オリーブ

庭ストア PASEO店

北海道札幌市北区北6条西2丁目1-7 パセオセンターB1F

【庭ストア ショップ とは何?】
地下鉄東西線西18丁目、近代美術館近くに「庭ビル」という複数の店舗が集うビルがあり、そこの店舗商品を取り扱っているのが「庭ストア」です。「D&DEPARTMENT by 3KG」というロゴがある白いビルが目印です。
(札幌市中央区大通西17丁目1-7)

庭ストアパセオ店は庭ビルの要素をギュッと詰め込んだ期間限定ショップになります。

【庭ビルには何がある?1階】
① D&DEPARTMENT(ディーアンドデパートメント)
が入っています。D&DEPARTMENTとは、2000年にデザイナーのナガオカケンメイ氏(北海道室蘭市出身)が創設したプロジェクトで、「息の長い、その土地らしいデザイン」を築くため、47都道府県に1か所ずつ拠点を作り、その札幌店(フランチャイズ店)が3KGというデザイン会社(同ビル3階)によって運営されています。こちらは同プロジェクトの1店舗目になります。

② 庭キッチン
設立当時はpipin(ピピン)というレストランが入っていましたが、(現在は円山に移転。お弁当とお惣菜の取り扱い)、2017年より「食べると暮らしの研究所」が入っています。食べると暮らしの研究所さんは、福島出身のお二人が運営しており、東日本大震災と原発事故後に安全に住める土地を探して、札幌に移住した方たちです。安全が保障されない世の中を実感し、基本的な「食べると暮らし」を自分たちでどう作っていこうか、と、農業の知識と経験豊富なお二人が畑でとれたものを加工して、食と暮らしを探求しています。以前は西線9条近くにお店がありましたが、こちらに移転しました。
同レストランは、札幌市西小別沢にある「やぎや」さんが月2回営業します。営業日は事前に確認が必要です。

③ マッキナフォト
ビル設立当時からあるフィルムと現像とプリントのお店です。

④ 旅する雑貨屋 cholon
アトリエ・モリヒコ初期隣の伝説の雑貨屋さんが実店舗を設けています。

【庭ビルには何がある?2階】
① ろばのこ
1996年 札幌市北区麻生で誕生、2011年に豊平区月寒東に移転、2017年6月に庭ビルに移転。同時に子供と大人のおくりもの専門店 BROTHERSUN SISTERMOON(ブラザーサン シスタームーン)も入ります。

② 札幌第一こどものとも社
子供の本とおもちゃを取り扱っています。

【庭ビルには何がある?3階】
① デザイン事務所 3KG
D&DEPARTMENTの運営とデザイン会社。札幌人なら必ず知っている札幌のスマイルマーク、AIR DO(エア・ドゥ)のデザインをしています。

【注目!「庭しんぶん」】

庭ビル2階の「ろばのこ」さんと3階の「3KG」さんが月刊「庭しんぶん」を発行しています。一部100円、子供は無料。2019年12月号で28回目。内容はを子供にも伝わるように世界の社会情勢を伝えたり、お勧めの絵本とその解説、哲学、ショップお勧めの雑貨やイベントの紹介です。

例えば、12月のテーマは「WONDER(ワンダー)」。

「人間の歴史は、何か欲しいものが見つかると、誰かによって与えられることを待たずに「奪う」ことを繰り返してきている。それは最後は自分たちが苦しむことになるとは気づかずに奪い続けているけれど、本当に生きていく上で大切なものは、ほとんどが自分の力で手に入れたものではなく、誰かから受け取ったものである。その「つながり」や「調和」の中に身を置き続けることが必要だ。その中にSENSE OF WONDER(センス オブ ワンダー*)を見つけ、その感性を絶やさずに磨き続け、誰かがあなたに答えを囁いてくれるのを待つこと、それが本当の答えを受け取るための唯一の方法なのではないか。」
(コラム要約)

*SENSE OF WONDER アメリカの生物学者 レイチェル・カーソンで有名に。レイチェル・カーソンは1960年代に「沈黙の春」を書き、環境汚染を非難。最後の著書「センス・オブ・ワンダー」では、自身の甥と美しいもの、未知なもの、神秘的なものに目を見張る感性について著述。

子供も大人も一緒に考えられる内容が掲載されています。
大人は自分が子供だったころの心や気持ちを忘れて、子供に接することが多く、それは大人も必死ですから仕方がないのかもしれませんが、自分が子供だった頃のピュアな気持ちに戻ることは必要です。子供自身もどんな本が世の中にあるのか、どれを読めばいいのかわからないときに、親以外のアドバイスできる人がいるのといないのとでは、ずいぶん違います。

その人類全員に共通する課題について考えるきっかけ作り、がこの札幌という地方都市でこの新聞でできると思えるとより毎日が楽しくなってきませんか。

このように庭ビルは大人と子供が哲学できるコミュニケーションスペースで、心を豊かにしてくれる要素がたくさんあります。その、要素をギュッと詰めたものが札幌駅パセオ センター地下1階にある「庭ストア パセオ店」になります。絵本、おもちゃ、庭しんぶん、持続可能性を考慮した雑貨がありますので、ぜひ一度ご覧ください。そして、本家庭ビルにも遊びに行きましょう!

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